感動樹木HP__樹木の見所 (14A10)
名称 | モミジバフウ(もみじ葉楓)、 別名:アメリカフウ | ||
名前の由来:モミジの様な葉を持ったフウノキ(楓の木)の意。本種はアメリカ原産であるためアメリカフウともいわれる。 | |||
分類 | マンサク科フウ属、 落葉高木 | ||
見所 | *秋の紅葉の鮮やかさは抜群である。特に大木になったモミジバフウの紅葉は迫力が有る。 *並木など群生したモミジバフウの紅葉は圧巻である。 *主幹がスラリと伸びた端正な樹形は、四季を通じて爽やかな印象を与える。 *落葉後,長く枝に残る果実(かじつ)も風情があり、街路樹や公園樹として盛んに植えられている。 |
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代表的姿形 | 樹形: 主幹が真っすぐに伸びスラリとした樹形となる。大きい物は高さ20m余りになる。 枝にコルク質の稜(翼)ができる特徴がある。 樹皮: 樹皮は淡紅褐色で、浅く縦に割れ目が入る。 |
葉: 葉の長さは12〜18cmでモミジに似て5〜7中裂している。モミジの葉より数倍大きい。 紅葉: 黄から橙色、赤色へと鮮やかに紅葉する。 |
花: 花期は4月頃。雌雄同株で雄花と雌花が別々に頭状花序をつける。 下写真:総状に付いているのが雄花序。下の方に1本だけ長い柄の先についているのが雌花序である。花弁がなく目立たないため,なかなか気付きにくい。 果実: 刮ハ(さくか)がたくさん集まった集合果(しゅうごうか)。穴から翼(よく)の付いた種子をばらまく。落葉後も枝に長く残るので,よく目につく。 クリスマスリースの材料にもなる。 |
分布 | *北アメリカ原産で、日本には大正時代に入ってきた。 | ||
利用 | *紅葉が美しいので公園樹、街路樹として使用されることが多い。 *学校や企業の庭にもよく植えられるが、大木になるので一般家庭の庭(豪邸を除く)には適さない。 |
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その他 | *近縁種のフウ(楓)は台湾原産であるのでタイワンフウ(台湾楓)とも呼ばれるが、こちらは葉が3中裂する。 | ||
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