気になる樹 KK80〜KK61

[掲載番号],(掲載年月) / 写 真 説 明
[KK80],(2017-10) 表 題: 紅白のヒガンバナに出会いました。
コメント:
 農道を散歩していたら道路わきにズラリとヒガンバナが咲いていました。しかも紅白のヒガンバナです!!。白や黄色のヒガンバナもあると聞いていましたが、自然な姿のものを見るのは初めてで、思わず写真に撮りたくなるような感動的な光景でした。

樹木の所在場所: 島根県邑智郡川本町田窪
写真撮影年月:2017年9月
紹介者:横浜市都筑区中川中央 MNさん


HP管理者追記:
 ヒガンバナは樹木ではないのですが、写真がとても良く撮れており、しかも紅白でめでたいので掲載させていただきました。
 [KK79],(2017-10) 表 題: カラスザンショウにカラスアゲハ?

コメント:
 農道を走っていたら林縁からカラスザンショウがのぞき、にぎやかに花を咲かせていました。車を止めしばし見ていたら、そこへアゲハ蝶が飛んで来ました。あわててカメラを取り出し写真に撮りました。
 先月、カラスザンショウのことを調べたとき、この木はアゲハチョウの食草になっていると書いてありましたので、いつか写真に撮りたいと思っていたのですが、こんなに早くチャンスが来るとは思っていませんでした。アゲハチョウにも色々あるようですが、写真に写っている蝶がカラスアゲハだったら最高の組み合わせなのですが?。

樹 種: カラスザンショウ(烏山椒)
樹木の所在場所: 島根県邑智郡川本町笹畑
写真撮影年月:2017年 9月
紹介者:島根県邑智郡川本町 樹太郎さん
 [KK78],(2017-9)  表 題: クリームをかけた様なカラスザンショウの花

コメント:
 
盆のころ田舎道を走っていると、木全体にクリームをかけたように賑やかに花を咲かせている樹を良く見かけます。調べてみたらカラスザンショウのようです。花色は緑白色で地味ですが、小さい花を群がって咲かせ、10m以上の高木で遠くからも良く見えるので、花が少なくなる夏の時期には貴重な山の賑わいです。
 カラスザンショウの名前の由来は、この木の実を烏が食べるから、とか、烏のように図体がデカイが役に立たないから、などの説があるようです。

樹 種: カラスザンショウ(烏山椒)
樹木の所在場所: 島根県邑智郡川本町南佐木
写真撮影年月:2017年 8月
紹介者:島根県邑智郡川本町 樹太郎さん
 [KK77],(2017-9) 表 題: ジャカランダの花を見てきました

コメント:
 
ジャカランダは世界三大花木の一つと言われ、花がとても素晴らしい木です。熱帯の植物なので日本では暖かい地方でしか育たず、この近くでは熱海市にあると聞き見に行きました。熱帯植物というと花が鮮やかな赤やオレンジ色を連想しますが、ジャカランダはその常識を破り、ネムノキのような大木に、明るい紫色の花が沢山咲き、幻想的でした。一見の価値ありです。
 ジャカランダ遊歩道沿いの街路樹はどれも高木ですが、親水公園には小さい木も有り、花を間近かに観察することができます。

樹 種: ジャカランダ(ー)
樹木の所在場所: 静岡県熱海市渚町 親水公園
写真撮影年月:2017年 6月
紹介者:横浜市青葉区あざみ野 星加さん
  [KK76],(2017-8) 表 題: 葉裏が真っ白なギンドロの木
コメント:
 近くの公園で白緑色の葉を付けた面白い雰囲気の木があったので、近付いてよく見ると葉の裏側が真っ白で、触ってみるとビロードのように柔らかでした。図鑑で調べてみるとギンドロとのこと。葉の表裏のコントラストが面白いので押し葉にしてみたら、左写真のように表側の緑色は少し失われましたが、裏の白色はますます白味をまし、素晴らしい押し葉になりました。

樹 種: キンドロ(銀泥)
樹木の所在場所: 横浜市都筑区牛久保西1丁目5 すずらん公園
写真撮影年月:2017年6月
紹介者:横浜市都筑区中川中央 MNさん


HP管理者追記:
 ギンドロは別名ウラジロハコヤナギとも呼ばれポプラの仲間です。風に吹かれて葉裏の白がちらちらしてきれいです。葉の裏が白く見えるのは小さい毛が密生し、それが光を反射して白く見えるのですが、押し葉にしても白さが失われないとは知りませんでした。
 [KK75],(2017-8)  表 題: 白化したマタタビの葉

コメント:
 夏になるとマタタビの葉が部分的に白くなることは良く知られていますが、いざ写真に撮ってみるとなかなか白が綺麗に撮れませんでした。今回、ほぼ満足できる白化の写真を撮ることができました。左写真の左上にはドングリのようなマタタビの実も写っています。
 マタタビの語源については「むかし旅人がこの木の実を食べ元気付け、また旅をしたから」との説があるようですが、あまり信憑性はない様です。

樹 種: マタタビ(木天蓼)
樹木の所在場所: 島根県邑智郡川本町笹畑
写真撮影年月:2017年 7月
紹介者:島根県邑智郡川本町 樹太郎さん
  [KK74],(2017-7) 表 題: イギリスで見た素敵なタイサンボク

コメント:
 イギリスのコッツフィルズを訪ねたとき、レストランの窓辺を飾る素敵な樹木が目に付きました。近付いてよく見るとタイサンボクの様で、幹がレストランの壁にぴったりくっついて立ち、窓に沿って枝を伸ばすように剪定されています。樹齢は50年以上はあると思われる大きな木ですから、これだけに育てるにはかなり長い年月がかかっているでしょう。日本ではあまり見かけない樹木の利用方法に外国を感じさせられました。

樹 種: タイサンボク(泰山木)
樹木の所在場所: イギリス・コッツフィルズ
写真撮影年月:2017年6月
紹介者:神奈川県横浜市青葉区 河上さん
 [KK73],(2017-7)  表 題: ミズキの花も上から見れば中々のもの

コメント:
 近くのお寺を訪ねたら、寺叢林の林縁から覗くミズキに白い花が沢山咲いていました。この時期のミズキは葉が茂り、下からは中々花を見ることができません。幸い近くの小高い所にマンションがありましたので、その玄関先までのぼり、上から見たミズキの花は期待以上に見事で、感動的でした。
 ミズキに限らず、葉が繁ってくるこの時期の高木の花は、できるだけ高い所から見るのがコツのようです。

樹 種: ミズキ(水木)
樹木の所在場所: 横浜市都筑区茅ヶ崎東3丁目12-1  
写真撮影年月:2017年 6月
紹介者:神奈川県横浜市都筑区 中村
  [KK72],(2017-6) 表 題: ついに見ました満開のナンジャモンジャ
コメント:
 ナンジャモンジャの花は真っ白な雪をかぶったように素晴らしいと聞き、一度見てみたいと思いながら、なかなか見ることができずにいました。今年、緑を楽しむ会の仲間から開花の知らせが入り、見に行ったら素晴らしい満開のナンジャモンジャを見ることができました。花のピークは2,3日と短いので、緑を楽しむ会など仲間同士で開花情報を知らせ会うことが重要と実感しました。
樹 種: ヒトツバタゴ(一つ葉たご)
樹木の所在場所: 横浜市都筑区牛久保1丁目24 くさぶえのみち
写真撮影年月:2017年5月10日
紹介者:横浜市都筑区中川中央 MNさん


HP管理者追記:
 むかし殿様が、真っ白な見事な花を咲かせている木を見て、「あの木はナンジャ?」と聞きました。木の名前が分からない家来が苦し紛れに「ナンジャモンジャの木にござります」と答えたことから、ナンジャモンジャと呼ばれるようになったそうですが、正式にはヒトツバタゴです。国内の限られたところに自生している珍しい樹木です。
  [KK71],(2017-6) 表 題: 花が咲いたようなシロダモの新葉
コメント:
 造林の手入れ作業をしていたら、林床に白い花を咲かせた木がありました。オヤと思ってよく見ると花ではなくシロダモの新葉でした。シロダモの新葉には産毛がいっぱい生えているので、これに光が反射し銀白色に見えとても綺麗です。2週間くらい経つと産毛も落ちて段々緑色になります。
 シロダモは葉の裏が粉を吹いたように白色を帯びているので、その名がついていますが、新葉も白いので特徴を覚えやすい樹木です。

樹 種: シロダモ(白だも)
樹木の所在場所: 島根県邑智郡川本町田窪
写真撮影年月:2017年 5月
紹介者:島根県邑智郡川本町 樹太郎さん
 [KK70],(2017-5)  表 題: 金魚のような形の葉の椿を発見
コメント:
 川べりの道を散歩していたら、綺麗な花を咲かせている椿があったので近付いて見てビックリ。葉が金魚のような形をしているではありませんか!!。 椿の葉はふつ楕円形で先が細くとがっていますが、この椿の葉は、まるで金魚の尻尾のように先が広がり、葉っぱが金魚のような形になっています。しかもその木の葉のほとんどがこのような金魚のような形をしています。
 このような葉の椿は珍しいのか、珍しくないのか分かりませんが、私は初めて見ました。花の美しさもさることながら、葉の形のかわいらしさに感動させられました。

樹 種: ツバキ(椿)
樹木の所在場所: 横浜市都筑区荏田東町
写真撮影年月: 2017年4月18日
紹介者: 横浜市青葉区あざみ野 星加さん


HP管理者追記:
 突然変異を起源とする園芸品種でキンギョバツバキ(金魚葉椿)と言うのがあるようですが、私も初めて見ました。 樹木は関心を持って見ているといろいろサプライズを提供してくれますね。
[KK69],(2017-5)  表 題: 根上(ねあがり)のケヤキがありました

コメント:
 横浜の三渓園に散策に行ったとき、驚くほど根上がりがしたケヤキ(欅)がありました。幹の直径が60〜70cm位のかなりの大木の欅ですが、人の背丈ぐらい根上りして、爪先立っているように見えユーモラスでした。普通、樹木の根上がりは土砂の流出によって起こりますが、近くにコンクリートの階段など作られ、土砂流出が早まったのでしょうか。
 最近のデフレ社会では物価値上り、給料値上り、株価値上り等、「ねあがり」を歓迎する気持ちが強く、樹木の根上がりも悪くないと思われるかも知れませんが、爪先立って必死で立っている欅は大変でしょう。

樹 種: ケヤキ(欅)
樹木の所在場所: 横浜市中区本牧三之谷58-1 三渓園 
写真撮影年月:2017年 1月
紹介者:神奈川県横浜市都筑区 中村
[KK68],(2017-4)  表 題: 撚り合わさった面白い朴ノ木(ホウノキ)を発見
コメント:
 近くの農道を散策していたら面白い朴ノ木を見つけました。2本の朴ノ木が縄を綯うように撚り合わさって、かなりの大木(幹周152cm)になっているではありませんか!!。 普通、接近した2本の木は離れる方向に伸びるものですが、この木は互いを求め合うかのように撚り合わさっています。 この種の樹木は昔は「ミョート(夫婦)朴ノ木」と呼んだでしょうが、近ごろではそのような呼び方は実態に沿わないようです。なんと呼べばよいでしょうか?とりあえず「ミョーナ朴ノ木」としておきましょう。

樹 種: ホウノキ(朴ノ木)
樹木の所在場所: 島根県邑智郡川本町田窪
写真撮影年月:2016年 5月
紹介者:島根県邑智郡川本町 樹太郎さん
 [KK67],(2017-4) 表 題: 幻のユリノキの花

コメント:
 近くのお寺を訪ねたら、樹高20m余りはあると思われるユリノキ大木の梢に、ビッシリとユリノキの実がついているのが見えました。ユリノキはチューリップのようなきれいな花を咲かせますから、これほどたくさんの実が付いているからには、花が満開の時期にはさぞ素晴らしい眺めであったでしょう。
 しかし高木になるユリノキは高い所に花が咲き、しかも大きな葉が茂っているため、下からは中々花を見ることができません。 鳥や蜂はこの素晴らしい眺めを上空から堪能したことでしょう。

樹 種: ユリノキ(百合の木)
樹木の所在場所: 横浜市緑区三保町 旧城寺 
写真撮影年月:2017年 1月
紹介者:神奈川県横浜市都筑区 中村
[KK66],(2017-3) 表 題: 流れ落ちる滝のような枝垂れ梅がありました

コメント:
 梅の花を求めて隣の区の天満宮を訪ねたら、すばらしい枝垂れ梅の花に出会いました。それは神社の植栽ではなく個人宅の庭木のよう思われましたが、高い石垣を利用し高さ7m位にわたり、流れ落ちる滝のように梅の花が咲いている様子は感動的でした。
 場所も梅の木をシンボルとする天満宮の入り口であり、この上なシチュエーションです。梅の花を求めて遠出をした甲斐がありまし。

樹 種: ウメ(梅)
樹木の所在場所: 横浜市港北区高田西三丁目 高田天満宮脇
写真撮影年月: 2017年 2月12日
紹介者:横浜市都筑区中川中央 MNさん


[KK65],(2017-3)  表 題: 梅と桜の競演にビックリ

コメント:
 梅の花を見ようと日本三躰・永谷天満宮を訪ねました。本殿前の梅の木はまだ8分咲き程度でしたが、その清楚な姿は学問の神:菅原道真を偲ばせてくれました。
 裏山にも多数の紅梅が綺麗な花を咲かせていましたので、こちらも良く見ようと近付いて見ると、なんとこれが梅ではなく桜です。この時期花を咲かせる桜は河津桜でしょう。
 天満宮=梅と思っていただけに、梅と桜の競演はちょっとしたサプライズでした。そういえば、最近河津桜を良く見かけるようになったと感じます。花が綺麗で開花も早い河津桜の人気が高まり、あちらこちらで積極的に植栽されている様ですが、梅の影がますます薄くなるのがチョット残念です。

樹 種: カワヅザクラ(河津桜)
樹木の所在場所: 横浜市港南区上永谷5-1-5 永谷天満宮 
写真撮影年月: 2017年 2月11日
紹介者:神奈川県横浜市都筑区 中村
[KK64],(2017-2)  表 題: 正月にサクラが満開?
コメント:
 正月気分がまだ残る1月中旬、近くのスーパーに買い物に行く途中、公園の中に薄ピンク色の花をたくさん咲かせている木を見かけました。その雰囲気は梅というより桜に近く、「この時期にどうして桜が満開に?」といぶかり、近付いてよく見ると桜ではなくマユミでした。鈴なりのマユミの実が美しく熟してピンク色になっているのです。それにしてもこんなに沢山のマユミの実が美しく色付いているのは初めて見ました。

樹 種:マユミ(真弓)
樹木の所在場所: 横浜市都筑区中川中央2丁目1 吾妻山公園
写真撮影年月:2017年1月14日
紹介者:横浜市都筑区中川中央 MNさん


HP管理者追記:
 写真に写っているのはマユミの実の皮(果皮)でしょう。マユミの実は熟すと皮が4つに割れ中に真っ赤な実(種子)がありますが、写真にはこの真っ赤な種子が写っていませんから、おそらく鳥に食べられたか、風で落下したのでしょう。それにしても見事なマユミですね。
 [KK63],(2017-2)   表 題: 年末年始に見事な紅葉

コメント:
 年末に近くの公園を散策していたら、この時期には珍しい見事な紅葉(イロハモミジ)を見つけました。周辺の他の木がすっかり葉を落とし、明るい日差しを受けて、真っ赤な紅葉がとても綺麗でした。
 赤系の紅葉が綺麗になるためには、十分な日照と十分な冷え込みが必要ですが、イロハモミジも遅くなるほどこの条件が満たされるのでしょう。
 このイロハモミジは1年前の正月の時期にも見事に紅葉していましたから、個体差として紅葉が遅いのでしょう。次の秋にどうなるか楽しみです。

樹 種: イロハモミジ(いろは紅葉)
樹木の所在場所: 横浜市都筑区大棚西1 大塚・歳勝土遺跡公園 
写真撮影年月:2016年12月28日
紹介者:神奈川県横浜市都筑区 中村
 [KK62],(2017-1)  表 題: 道路の真ん中に御神木が!!

コメント:
 松本神社を訪ねたら門前の道路の真ん中にケヤキの御神木が立っておりビックリ。 幹の直径が1mを越していると思われる巨木です。道路工事のために切り倒されなかったのも、このケヤキ御神木の霊験によるのでしょう。 道路に立っていることで交通安全にも霊験あらたかなのでしょう。

樹 種:ケヤキ(欅)
樹木の所在場所: 長野県松本市丸の内10-37
写真撮影年月:2016年10月
紹介者:埼玉県春日部市 古田さん
 [KK61],(2016-12)   表 題: ツツジの狂い咲き2題
コメント:
 ツツジの狂い咲きを2件見つけました。狂い咲きの花を写真に撮るとき、花だけ写したのでは面白味が伝わりません。写真の中に季節外れのものをいかに撮り込むかが苦労するところです。
 写真左側は白のツツジの花と背後のナンテンの赤い実の組み合わせが、写真右側はピンクのツツジの花と背後の紅葉したヤマハゼの組み合わせが面白いのではないでしょうか。

樹 種: ヒラドツツジ(平戸躑躅)
樹木の所在場所: 島根県邑智郡川本町田窪
写真撮影年月:2016年11月
紹介者:島根県邑智郡川本町 樹太郎さん

終わり