(114) くにたちの桜並木
今年は例年になく寒い冬でしたが、桜の開花は思いのほか早く、3下旬には日本各地の桜情報が一斉に入るようになりました。
 ここ「くにたち」でも328,29日頃はまさに満開となり、あわててカメラを持って331日に撮影をしてきました。当日は風もあり、散り気味の桜吹雪の中をカメラを構えました。

  

 (114-1) 大学通り桜並木
 この写真は大学通りという、国立(くにたち)駅から真南に延びている通りに架かっている陸橋から駅に向かって撮ったものです。
 
「大学通り」とは神田一橋にあった旧東京商科大学(現一橋大学)が関東大震災で被災し、国立に移動してきた
ためにできた名前です。
この通りには桜と銀杏が植林されましたので、春はお花見、秋は紅葉狩りを楽しむことが出来ます。

 

(114-2)自転車専用道の桜

 大学通りには自転車専用の道も用意されています。

   

  (114-3) 一橋大学の正門前のしだれ桜。
 

  

(114-4)咲き誇る桜古木

 見事な桜ですが、昭和初期に植えられたソメイヨシノはそろそろ寿命が近づいているとのことで、実際その幹はいかにも老樹という印象をうけます。

 国立市では「桜守」のボランティアを募集して桜を守り、また小学生には桜の植林をするグループもあります。末永く桜並木を楽しみたいものです。

 また秋には見事な黄金色の銀杏並木が、我々を楽しませてくれます。

  

  樹木写真の属性
 樹  種 ソメイヨシノ(染井吉野) [バラ科サクラ属]

(「樹木の見所」のページにリンクしています)
 樹木の所在地  東京都国立市東1  大学通り  
 撮影年月   2018年3月31日
 投稿者  殿塚 勳  
 投稿者住所  東京都国立市
 その他